塗装業者が塗料メーカーに発注した缶数が記された書類の事を【塗料の出荷証明書】と呼びます。
悪徳な塗装業者が行う手抜きとは、塗装の回数を減らす、塗料を必要以上に水で薄めて使用する、などがあります。
これらの防止策として、塗装業者が塗料メーカーに発注した缶数の記された書類を取っておく事で、完全ではありませんが防止策に繋がります。
メーカーによって仕様が違う場合もありますが、多くの証明書には、物件名、施工会社名、請負会社名、製品名、規格容量、色相、出荷数量、出荷日などが書かれています。
マンションやビルは出荷証明の提出が原則必須になりますが、住宅などは必須ではありません。
なので、例え優良な業者だとしても提出しない業者もいます。出荷証明を提出しない業者＝悪徳業者な訳ではありません。
出荷証明が欲しい場合、優良な業者はお客様がご希望ならば出荷証明を提出してくれます。

塗装の回数を減らす、必要以上に水で薄めて使用するなどの手抜き行為によって、塗料そのものが持つ性能を発揮させる事ができなくなり、結果として耐久年数が短くなります。
この手抜きを防ぎ、見極める為には出荷証明を提出してもらい、塗装後の塗料の使用缶数と見比べる事で適正な量が使用されたのか確認が取れます。
また、メーカーが規程をしている【どのくらいの量の塗料を使用しなければならないのか】を判断できる基準塗布量という数字を出してもらう事で、より正確な量を判断出来ます。
一般的には多少塗料を多めに注文するので、塗料が残っているからと言って3回塗りを2回塗りにされたという訳ではないのです。

悪徳な業者がやる不正行為には、塗装の回数を減らすなどの手抜き以外にも、塗料のすり替えなどの不正行為もあります。
耐久性が高く、その分価格も高くなるフッ素塗料を使用するという約束が、実際には使用する塗料をシリコン系の塗料にするなどです。
残念ながら塗料の液体は見ただけでは判断が出来ません。
なので、塗料缶の表面に貼ってあるラベルを貼り替えられたとしたら、まずその不正行為に気が付く事が出来ません。

歩夢美装では、完工してからも1年ごとにお客様のご自宅に訪問し、塗料の品質向上のためのメンテナンスに力を注いでいます。
高圧洗浄を行い、異常な箇所がないか細かくチェックを行うことで、万が一、お客様が気付づきにくい異常が起きていたとしても、早期発見・補修が可能となります。メンテナンスを行うことで、耐用年数を少しでも伸ばし、お客様により長く快適な生活を送っていただけるよう尽力させていただきます。
自動車で例えると２年に１回の車検により、不具合が起こっている箇所を見つけて交換・補修をすることで、本来の自動車の性能、耐久性を発揮できると思います。ご自宅も同じように不具合が起こっている箇所は交換・補修することで資産価値を向上させることができます。
家は常に風災、雪災、紫外線などにさらされ続けています。そこで大切なことはプロによるメンテナンスで早期発見し、交換・補修を行うことなのです。

徹底した工事工程、規定量の135％以上の厚みの塗料塗布で実現する最長10 年の保証書を発行致します！ 完成後もトラブルなどがありましたら、すぐに対応させていただきます！！ メンテナンスに伺う際には、事前にご連絡を入れますので自然災害やお客様で傷つけてしまったなど、不具合がありましたら、事前に状況がわかる写真をメールでお送りいただくか、お電話でお申し付けください。事前に状況を知ることで、メンテナンス時に対応ができるため、無料または安価でお直しすることができます。それを行うことにより、建物の耐用年数を延ばしていくことができます。 保証年数が過剰に長い業者には気を付けてください。本来保証年数は各業者で規定を設けています。”自然災害”は保証されないのが一般的です。そして、不具合箇所の原因が”自然災害”ではなかったとしても、その原因を証明するのは困難で、不可能と言っても過言ではありません。 原因が特定され、”自然災害”ではないと証明できない限り保証は対象外となり、再施工してもらえず、泣き寝入りするしかなくなることも否定できないので、提示された保証年数にとらわれず、ご自分でも平均的な保証年数を調べ 、妥当な業者を選ぶのも得策です。